最近話題の「スペパ」リノベーションとは?
こんにちは!リノベ専科です。
最近テレビやSNSでもよく耳にする「スペパ」というキーワードをご存知ですか?
スペパ=スペースパフォーマンスの略語です。
スペパには「限られた空間を最大限に有効活用する」という意味があります。
近年ではシンプルでミニマムに暮らしたいという人が増えているのに加えて、物価高騰に伴い、建築費も値上がりしており、必然的に家の大きさは小さくなっている傾向があります。
家が小さくなると、必然的に収納に割くスペースも限られてくるので
この「スペパ」という考えが、家づくりに置いて重要になってくるのです。
それでは、これまでリノベ専科が手掛けたスペパのリノベーション事例をみていきましょう。
スペパのリノベーション事例
CASE1. 目隠しを兼ねた収納棚
壁がなくて食器棚を置くことができなかったキッチン。通路との間に壁を配置し、壁の厚みを活かした収納棚を造り付けました。日常的によく使う食器や調味料、珈琲豆や紅茶の葉を並べて置くのにも便利な棚です。
CASE.2 2階の廊下にクローゼット
ファミリークローゼットを作るスペースがないお家にピッタリの収納です。2階の廊下の奥行きをつかってクローゼットを作りました。ファミリークローゼットのように、人が歩くスペースを確保する必要がないので、省スペースでクローゼットを作ることができます。家族みんなが通る場所なので、使いやすさも抜群!カーテンやロールスクリーンをつけておけば、来客時にサッと隠せます。
CASE3. 屋根裏を活かしたロフトスペース
元々、天井だった部分を取り壊して、屋根裏空間をフル活用すると、空間に広がりが生まれます。そこにロフトを配置すれば、床面積を増やすことが出来ます。収納として活用してもいいし、お昼寝スポットや趣味の部屋として使うのも楽しいですね。
CASE4. 造り付けの収納棚
造り付けの収納棚も立派なスペパ事例です。フルオーダーで注文ができる造り付け収納は、部屋の大きさに合わせて、無駄なくスペースを有効活用できます。例えば、天井まで棚が欲しい時や、微妙な隙間を埋めて収納にしたいなど、既製品の家具でピッタリサイズのものを探すのは大変ですが、造り付けの収納ならば全て叶える事ができます。
CASE.5 使っていない押入をワークスペースに
1階の使っていない和室を洋室にリフォームして、押入だったところにカウンターと棚を取付けてワークスペースをつくりました。子どもの勉強机にしたり、お父さんやお母さんのリモートワークスペースにしたり、ミシンを置いて縫物をしたりと使い方は様々です。コンセントを増設しているので、パソコンやプリンターを置いたり、子どもたちのタブレットの充電もできます。
いかがでしたでしょうか。
スペパのリノベーションを行うことで、家の中のムダな空間や、もったいないスペースに目を向けて、最大限活用できるように生まれ変わらせることができます。
是非、今のお住まいでムダな空間はないか、「ここはもっとこうしたら使い勝手がよくなるのになぁ」というアイデアがないか、考えてみてくださいね。