補助金をつかってお得に断熱リフォームを!
2024年も残すところあと4日ですね。
今年は物価高や電気代の高騰などで家計に響いたという方も多いのではないでしょうか。
加えて凶悪な強盗事件などのニュースを見て、家の防犯性に不安を感じた方もおられるでしょう。
こういった背景から、国も住宅の省エネ化と防犯性を高めるために、来年2025年度のお得な補助金制度が発表されました。
これは賢く使っていくしかないですよね!
今回は窓の断熱リフォームを中心に補助金についてご紹介します。
2025年度の補助金内容
2025年度の補助対象となるリフォーム工事と補助金の額は以下の通りです。
- 家の断熱リフォーム工事+省エネ設備の設置・・・最大60万円
- 窓の断熱リフォーム工事・・・最大200万円
- 省エネ給湯器への交換・・・5万円~
一番補助額が大きい窓の断熱リフォームの方法は大きく分けて3つです。
- 窓ガラスの交換(例:1枚ガラスからペアガラスに変更など)
- 内窓の設置(例:既存の窓の室内側に新しく断熱性の高い窓を設置する方法)
- 窓の取替(既存の窓を取外し、断熱性の高い窓に取り換える方法。玄関ドアも含む。)
窓の断熱リフォームの使い分け
昨年から始まった窓断熱リフォームに対する補助金ですが、リノベ専科でもこれまでたくさんの工事をさせていただきました。
みなさん、どの窓リフォーム工事をされておられるかというと、工事の規模によって分かれます。
内窓の設置
住みながら窓のリフォーム工事だけを行う場合は、内窓の設置が人気です。
最近ではLIXILから木目デザインの内窓が登場していて、断熱性能がアップするだけでなく、インテリアとしてもお部屋をオシャレにすることができます。
工事も半日程度で完了するので、お客様の負担が少ないのもメリットです。
窓の取替
一方、窓の工事だけでなく、間取り変更や外壁の断熱リフォームなど、大規模リフォームやリノベーション工事をする方は、窓の取替をされています。
この場合は、窓断熱リフォーム補助金だけでなく、他の外壁の断熱工事や省エネ設備の補助金もセットで申請されています。
工期と費用はかかりますが、その分受け取れる補助金の額も増えるので、家の全面リフォームをお考えの方におススメです。
窓リフォームで得られる効果
経済的効果と健康促進
LIXILと近畿大学の共同研究によって、窓の断熱リフォームによる家計への経済効果が発表されました。(『住宅内温熱環境と居住者に関する研究』報道発表資料)
その結果によると、暖冷房費の削減効果と家の断熱性能向上による医療費の削減効果を合わせると、30年で約100万円の経済的効果が得られるそうです。
経済的なメリットが得られることはもちろん、断熱性能がアップすることで、健康が促進され、結果的に医療費の削減につながるという好循環が生まれるのが嬉しいですね。
防犯性の向上
不審者が家の中に侵入してくる場所は、玄関ドアか窓です。
内窓の設置や窓の取替共に、標準仕様でサブロックがついているので、防犯性アップにつながりますし、オプションで割れにくい合わせガラスにすることも可能です。
玄関ドアは、電気錠付きの商品に入替えることで、外出先からでも鍵の施錠を行えるので、鍵の閉め忘れ防止に役立ちます。
家の防犯性を高めたい方にも窓のリフォームはオススメです。
さいごに
2025年も様々な商品・サービスの値上げが予定されています。
節約も大事ですが、ずっと続けていくのは結構大変です。
そんな時に、毎日過ごす家の断熱性能や省エネ性能を高めるリフォームはいかがでしょうか。
初期費用はかかりますが、今ならお得に補助金がもらえますし、その後の光熱費も節約できます。
また、なんといっても家の快適性がアップし、健康にもつながるメリットがあります。
補助金の詳細については、来年になってから順次詳細が発表される見込みなので、気になる方はリノベ専科にご相談くださいね。
リノベ専科では、断熱性能が高い窓や省エネ設備へのリフォーム工事だけでなく、家全体の調湿をコントロールしてくれる天然漆喰壁や無垢フローリングなど、自然素材を使ったデザイン性の高い住宅リフォーム・リノベーションをご提案いたします。